妻がヒーラーになった理由

妻は、2020年1月に会社員を辞め、ヒーラーになった。
妻はなぜヒーラーになったのか?
その説明をしようと思う。

妻がヒーラーになるまで

妻は、大学で「作業療法」について学び、大学卒業と同時に作業療法士の国家資格を取得後、
病院でリハビリの先生として勤務した。

〇作業療法とは?
人々の健康と幸福を推進するため、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、「作業」に焦点を当てた治療、指導、援助である。
作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。
と作業療法士協会により定義されている。
作業というと、仕事などでよく使われがちだが、食事や着替えなどのセルフケア、家事、余暇活動なども「作業」と位置付けられている。
作業療法士は、対象者が自分らしく生き生きとした生活を送ることができるように、さまざまな作業を通して心と体を支えていく職業である。
生活に必要な動作がその人の能力でできるように、また、できないときはできるように能力を引き出すように練習する。
2021年現在、作業療法士は約10万人ほどだそう。
就職分野は、医療、福祉、介護、保健、職業関連、教育など幅広く、需要が高く供給が低い資格なので、これらかも必要な人材になるだろう。

新卒で就職してから、退職するまで同じ病院で勤務した。
作業療法士の世界は、就職後も勉強会が頻繁にあり、ひとりひとりに合った作業療法を実現するために学習の機会を設けていた。
妻も多数の勉強会に参加し、熱心に仕事に取り組んでいたと思う。

私と付き合ってからも、勉強会にはこまめに参加し、私と遊びに行くのは月1回程度だった。
頑張っている姿が見えていたので、遊べていなくても全然嫌ではなかった。

そんな妻は、作業療法士としての仕事にやりがいを持っていた反面、疑問や限界を感じていた。
病院での作業療法は、多くの患者を扱う必要があるため、ひとり1時間と決まっている。
1時間の過ごし方は、本人と作業療法士が一緒に考える。
退院するまでに、自宅等でなるべく自分らしい生活ができるようにスタートからゴールまでのラインを確認しながらリハビリを行っていく。
患者の症状は、転倒や交通事故による骨折、認知症などによる精神機能の低下などさまざま。
そして、症状より、患者自身の気持ちが非常に重要らしい。
患者が、「リハビリなんてしても変わらない」「自宅に帰ってもしょうがない」「もう立ち直れない」など、前向きな姿勢ではない状態だと、
何をやっても、何を言っても効果が得られないことが多いようだ。

そこで妻は思った。
「治ることを望んでいない人を治してどうするの?」
「本当に元の生活に戻りたい人にもっと時間を使うべきじゃない?」
「作業療法だけでその人の生活が良くなるの?」

ヒーラーになるきっかけになったこと

ある日、妻はお寺で開催されたバースカフェというものに参加した。
バースカフェとは、誕生と命の大切さや、生まれること、生まれる前のこと、命そのものの奇跡の話。
そういったものを映像で感じていく時間。もう1つは実際の体験談。ナビゲーターという方(認定ガイド)の命をテーマにした体験談。
そして参加者全員で各グループに分かれて自分自身が何を感じたか?
自分自身今日までの人生・命をテーマにどんな体験をして来たか?
そんな話をする場で、
「赤ちゃんは泣いているのではなく、話している。」
「空に還った赤ちゃんも話ができる」
という話を聞いて、妻は、小学生の頃にその感覚を持っていたことを思い出した。
しかし、他人が言っていることと思っていることが違いすぎて苦しくなり、人の深い部分にある本音を見ることをやめたとのこと。
小さい頃は植物や人形その他もろもろと話すことがあったが、いつしか自分の中から消していたのだった。

声にならないカラダの声が聞こえる世界を目の前に提示され、自分の能力を思い出した。
そして、カラダの声を聴く方法を習いはじめ、病院でも声にならない声を拾って過ごしていた。

病気は人生の大きい転換点。そこで人生を変えてもいい。
話せない人の声を聴くこともできた。
しかし、妻は、
「病気になるもっと前に、あなたが無理をしていること、人生の生き方が違うことに気づいてもいいんじゃないか?
もっと早くを人生やり直させることができたら?
自分の意志や環境と話して生きていたら、より調和がとれた世界になるのでは?
それを期待して、患者ではなく、一般の人のカラダを触るようになった。

ある日突然、
もう病院の中には自分のいる必要がない。いられない
と感じ、泣きながら自転車こいで仕事行った日に、辞めますと伝えた。

そして、2020年1月に退職。
すぐに個人事業主(ヒーラー)として働き始めた。
退職金の全額を、整体やエネルギーワークを行うための経費にして、あっという間に準備を完了し、すぐに活動し始めていた。

まとめ

小さい頃に持っていた能力を思い出し、その能力を、世間体など一切構わずに発揮する。
まさに、自分の長所を伸ばす行動だ。
妻にしかできず、相手にとって利益があること。
安定した収入を得られる作業療法士としての勤務を捨て、より早く、より深くケアすることを選択した。
妻の口癖は、
お金なんか気にせず、助けを求めている人には全力で癒したい。

妻ながらあっぱれ!!
これからもそばで見守っていきたいと思います(`・ω・´)

・・・なんて話していたら、

いい話でしょ?
そうですね・・・

とドヤァされそうなので、この辺にしておきますw

ヒーリングについては↓の記事に感じたことを書きました。

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