福祉の意味
皆さん、福祉という言葉を聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか??
介護・障害・ボランティア・困っている人…などですかね。
実は、福祉とは、広い意味でとらえると・・・
すべての人の幸福 です。
福祉をことばから読み解く
漢字の「福」と「祉」は、実はどちらも「しあわせ」を意味する言葉。
なんと、同じ読み方もあります。福と祉は、「さいわい」と読むことができます。(一般的には「幸い」ですね)
英語では、
福祉=welfare(ウェルフェア)と訳します。
最近(2021年5月)では、well-being(ウェルビーイング)とも言われます。
well-beingは、直訳すると「よく在ること」。
もちろん、幸せの意味も含めて使われています。
well-beingは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念
と定義づけられています。
もう少し言葉から見てみましょう。
ふ・・・ふだんの
く・・・くらしの
し・・・しあわせ
という、あいうえお作文を活用した言葉があります。
普段の暮らしの幸せとは
普段の暮らしの幸せ。当たり前にあるべきもの。
衣食住が確保されている。
友人や知人と遊びに行ったり食事したりすることができる。
これらのことを、「本当に幸せ!」「いつもありがとう!」と言える人は、かなり少ないのではないでしょうか。
しかし、普段の暮らしは、様々な要素により崩れることがあります。
病気、事故、災害、人間関係、ウイルスなど、国単位から個人単位まで、
2020年~現在のコロナショックも、多くの方が普段の暮らしを送れなくなりました。
福祉は、私には無関係。そう思っている人は多いかもしれません。
しかし、実際はすべての人に関係することです。
だって誰でも、幸せになりたいですもんね。
幸せを感じるときはどんなとき?
私は「福祉」を非常に大きい範囲で、「幸せ」を意味する言葉としてとらえました。
もっと具体的にするのであれば、介護や子育て支援、災害ボランティアなど、多面的になります。
皆さんにとって、幸せとはどんな状態ですか?
私は、コーヒーを飲む、子どもたちと遊ぶ、ヒーラーの妻の行動を見るなどですかね(笑)
ふとした瞬間に、幸せを噛みしめる時間があると、気持ちも前向きになり、活力になります。
自分にとっての幸せは何か、考えてみませんか?