2021年5月の満月は、ウエサク満月で皆既月食でスーパームーンだそうです・・・。
ウエサク満月とは
(以下鞍馬寺HPより引用)
新緑の五月の満月の夜は、全てのものの目覚めのために天界から強い エネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行わていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれている事がわかり、戦後、五月満月の秘儀を「ウエサクさい」 とよんで広く公開し、全ての目覚めと平安を祈ります。
鞍馬寺は、西暦770年に草創され、京の都の北方を守っていたお寺で、京都屈指のパワースポットと言われています。
鞍馬寺のHPはこちら↓
https://www.kuramadera.or.jp/
つまり、毎年5月の満月は草木も芽吹いて、すごいパワーがくるよ!!ってことですね!
毎年、ウエサク祭には多数の参列者が集まるそうです。しかし、昨年、本年は、密を避けるため内部のみで執り行われます。
皆既月食とは
(以下、国立天文台参照)
地球と月は、太陽の光を反射して輝く天体です。地球にも太陽の光による影があり、太陽とは反対の方向に伸びています。この地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が「月食」です。
月食は、太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、つまり、満月の頃だけに起こります。
ただし、星空の中での太陽の通り道(黄道)に対して月の通り道(白道)が傾いているため、ふだんの満月は、地球の影の北側や南側にそれたところを通ります。そのため、満月のたびに月食が起こるわけではありません。
日本で観測できるのは2018年以来3年ぶり。
5月26日の18時45分から欠け始め、20時9分に月の全部が影に入り込む皆既食となります。20時28分までは月が隠れます。
分単位でわかるって、とんでもないことですよね。
それほどまでに、人は月に惹かれるものがあるんですね。
スーパームーンとは
スーパームーンという用語は、ニュースでも取り上げられるため、聞いたことがある方が多いと思います。
スーパームーンは、1979年に占星術師がつくった用語とされています。
しかし、スーパームーンは2021年5月時点で正確に定義づけられていません。
「とても大きな満月」「とても光ってる満月」という解釈が一般的になっているのではないでしょうか。
月が大きいということは、月が地球に近い状態です。ただ、どのくらい近づいたら「スーパームーン」と言われるのかは決まっていないため、次のスーパームーンがいつになるかはわからない、と国立天文台でいわれています。
まとめ
ウエサク満月が皆既月食となるのは、17年ぶり。
スーパームーンが皆既月食となるのは、24年ぶりです。
ウエサク満月が皆既月食でスーパームーンなのは・・・記録がないため歴史の新たな1ページになりますね!
月は、陰陽五行説でいう陰ですね。
陰陽五行説については↓の記事で多少解説しています。
調べるまでは全然知りませんでしたが、一部の界隈では静かに大盛り上がりしている模様。
普段は関心がない方でも、夜に少しだけ外に出て、月食のようすを見てみるのも一興かもしれません。